2006年1月 5日 (木)

つるかめ@吉祥寺…湯気を囲んで笑おう

1月4日(水)ぐらいからは仕事はじめの方も多かったと思われますが、街の様子はまだ少しだけお正月モード。飲食店でも4日まで正月休みのところも多かったみたい。この日は自分的にも仕事始めの気分。が、しかし、いや、だからこそ、新年会をしなくちゃねということで日頃からお世話になっている大先輩であり、お酒友達でもあるNさんと吉祥寺で落ち合った。

N先輩は「おでん」が食べたいと所望。なんでもリリー・フランキーさんの『おでんくん』に最近はまられていて「おでん」な気分だったようで。ちなみに『おでんくん』というのは、おでんの具である‘おでんくん’とそのおでん仲間が繰り広げるハートウオーミングなアニメ。なかなかどうして、面白いんですよ~。

『おでんくん』はさておき、美味しいおでん屋さんを活動範囲内にいくつかおさえておくと冬場のお店探しで寒空の下路頭に迷うことがない。
ちなみにこれまで訪れたおでん屋さんで印象的だったのはトマトのおでんが有名な銀座のよしひろとか湯島の老舗こなからでしょうか。「よしひろ」は丸ごとのトマトや若布、さつま芋など野菜中心の清々しいお出汁。野菜料理の一つのスタイルとしてのおでんといった趣きかな。マッチョで気さくな兄さん達(兄弟)が店を切り盛りしているせいか(?)女性客がひじょうに多い。お酒メニューがもっと充実してくれたら嬉しいのだけど。「こなから」は情緒溢れる一軒屋でひょうたん型の鍋をグルリと囲むカウンタースタイル。湯気にあたりながら食べるおでんは気分も上々。突き出しのお料理がまた秀逸。
この2店はおでんにしては‘高級系’だけど、もっと日常的なところだとあちこちにあるお多幸チエーンが便利。行くメンバーもそれ程気にしなくてよいし、新宿店は日曜日も営業しているから案外使える。あと、東西線の落合にある多幸兵衛。ここは明石焼とおでんのお店。おでんはすべて青葱と紅生姜が添えられている。澄んだお出汁の優しい味わい。日本酒と、ビールと、よ~く合う美味しさ。(明石焼もすこぶる美味)

さて、前置きが長くなったところで本題に。
吉祥寺でN先輩と落ち合ったはよいけれど、狙ってたおでん屋さんは正月休み、他の目ぼしい居酒屋もお休み…アレ?路頭に迷ってる?北風はますます強くなり、足もとは深々と冷える。おでんモードも高まるっ。そこで飛び込んだのがおでん・炭火焼「つるかめ」。決め手01040001はもちろん‘おでん’の3文字。入店すると1Fは受付と大人数用の間、2Fがカウンター席、3Fは小上がり。小人数から宴会まで使えるお店のようだ。我々は2Fのカウンター席へ。カウンターはすっきり清潔、割烹風。おでん屋というよりはきれいめの居酒屋さんでおでんがお薦め料理というメニュー構成。

ハートランドで乾杯した後、すぐに熱燗を。
この日は金沢「加賀鳶」、大分「鷹来屋」、愛知「長珍」をいただいた。どれもまろやかでコクがあってウマいです。
日本酒メニューが充実しているのが嬉しい。

01040003写真奥はお刺身盛合わせ。新年会ですからね、奮発して。4種盛2,000円。量は少なくないし、鮮度もよい。
ひんやりした刺身と熱い酒が交互に喉を伝う。
くう~っ。

お目当てのおでんは4種盛1,000円。大根、つみれ、海老しんじょ、がんも、九条ねぎ、はんぺん、豆腐、湯葉を選択。澄んだお出汁は品よくいい味。
ハフハフしながら熱い酒でさらに追い討ち。くう~っ。

01040005 ついでに牡蠣フライも注文。喉が渇いてきたからハートランドに切り替える。ジュワっと牡蠣フライを噛み冷たいビールを流し込む。くう~っ。

くう~っと呑みながらお正月の過ごし方や雑煮談義に花が咲き、互いの仕事の近況を語る。食べ、呑み、笑う。それだけのことだけど、それが明日への活力になったりする。今年もそんな時間がたくさん作れれば嬉しいな。

新年早々おでんと日本酒を満喫。おでん以外の料理もなかなか美味しかった。お会計は1人5,000円程度…おっと、ソコソコしましたね。調子にのって飲み過ぎなくてよかったかも…?まあ、落ち着いた雰囲気でのんびり愉しく呑めたのでOKOKっ。

以上、2006年新年会報告とおでんレポートでした。

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2005年11月 3日 (木)

JIDAIYA@吉祥寺

今日は最近関わってるお仕事の話なども少し…。

いわゆる企業さんが展開しているレストランのメニューなんかを「ご家庭でシエフの味を…」的にレトルトや冷食で物販展開してますよね。
ああいった商品製作のお手伝いをしています。
もちろん、店頭に並んでいる商品はシエフが作っているわけではなくて、外注先の工場さんで製造しているので、商品が店頭に並ぶまでには様々な調整事(味、製造キャパ、物流、パッケージ、販売ルート、販促、コスト等々)が発生します。
まあ、それは当然のことなのでOKなのですが、「シエフの味を再現する」ということの難しさにはいつも考えさせられることが多いです。

1人前のソースを作ることと、1トンのソースを作るのでは、単純に量を増やすだけでは同じ味にはなりませんし、また、物販である程度大きなマーケットに流通させるのでれば「日持ち」と「いつも同じ味」であることが必須です。
そういったときにはどうしても添加物類で安定させなければいけないという現実があります。

私自身、食品添加物に対しては「同じクラスにいたら友達にはならないけど、同じ会社で同じ部署だから割り切って付き合う」(←意味わかりづらいですかね?)というスタンスです。
今後は変わるかもしれませんが、今のところはそういった付き合いかたをしています。

現実問題、手軽な値段でいつでも手に入る食品(菓子、調味料含め)にはたいてい何らかの添加物が使われているので、あまり気にしすぎては食べるものが無くなってしまいますからあまり神経質になりたくはないですが、食べもの(いのちの源)を世に送り出す企業や食関係者(自身も含め)はほんとうに安全な食品を作っているのかどうか?を忘れてはいけないなと思います。

やまけんさんも米国産牛肉問題に言及したなかで言っておられますが、「今日、全ての食品にはリスクがある」。たしかにそうです。

何を食べるかは、食べ手もリスクを背負った上で決めなければなりませんが、そういった意識をあまり持たずに生活している人がまだまだ多いのが現実です。
そういった人々に対して供給する「食」の責任ということを最近考えるようになってきました。
また、少しでも多くの人に「食のリスク」を伝える必要もある、ということも。

なんてことを考えながら仕事をしていたらいささかパアーッとしたい気分になったので、中央線飲み屋事情に精通しているITプロデユーサーNさんを無理矢理呼び出し(翌日早いとのことで本当はイヤだったそうです。スミマセンデシター)、吉祥寺に繰り出しましました。


あまり時間もなかったので、吉祥寺で日本酒が飲みたいときによく利用している「JIDAIYA」へ!
東急デパート裏手の牛丼松屋横に細い入り口があり、2Fに通じる階段が。トントンと調子よく登っていきカウンターに座ればいつも折り目正しく、日本酒すすめ上手の店長さんが迎えてくれる。
「いらっしゃいませ!アッ、おひさしぶりです~」と店長氏。
あー、そういえばご無沙汰しちゃったかも?
もっと真面目に飲みにこなければ。反省反省。

中生で乾杯後「山口の五橋」、「宮城の墨之江」 以前こちらでアルバイトなさっていた方が蔵人として働いているそうです!T大醸造学部の方。最近そういった志高い若者が多くて素晴らしい!!)、 「福井の黒龍 ひやおろし」等々けっこうなペースで飲み干しました。
酒肴は「ほうぼうの刺身」(←鮮度もよくってサイコーにおいしかったです)、「じゃこ豆腐」、「春菊とごぼうの黒胡麻和え」、「いわしの梅風味揚げ」、「蛍いかの炙り焼き」などを堪能堪能♪

飲食に励みすぎて、写真は撮ってませーん☆

真面目に醸された日本酒、丁寧に作られた酒肴、新鮮な刺身。
個人的にはこういった食卓がパーフェクト♪

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