2006年1月30日 (月)

代々木上原「ジーテン」…弱った身体に捧ぐ

すこし寒さが緩んだ土曜日、代々木上原ジーテンへ向かう。
水曜日から体調を崩していただけに、どうしようかと思っていたのだけど『禁酒』すればいいかあと思い直した。そう、こんな時こそ身体に優しい吉田風中国家庭料理がぴったりなのではないかしら、となんでも前向きに捉えるってことはだいぶ回復してきたみたい。

これまでジーテンを訪れたのは平日の夜。週末の夜は初めて。予約の℡を入れた際に、土日は18時~、20時~の入れ替え制と聞き人気の高さにあらためて驚いた。

代々木上原駅に少し早めに集合し、近所のいい雰囲気のパン屋さん「プーヴー」をひやかしたりしながらジーテンに到着。少し早めで17時50分くらいに着いてしまったのだけどこころよく迎えてもらえたのはなんとも嬉しい。

この日はわたしを含め妙齢の女の子3名で訪問。入り口側のカウンターに落ち着き、じゃあまずは乾杯です。……そう、乾杯。『禁酒』の誓いは脆かった。美味しい食事をいただくにあたり、喉を潤わさずしてどうーするかと控えめにエビスビールをいただきました。無理に我慢したら逆にストレス溜まるからよくないものなんですのよ。フハハ。

01280001 「キュウリとラデイッシュの和えもの」「蒸し豚」「レンコンと海老の挟み揚げ」「海老と銀杏の甘酒炒め」「おこげ」「坦々麺」などをいただいた。
どの料理も素材の食感といい、ちょうどよい味わいといい、ほんとうに美味しい。滋味溢れるとはこういう味なんだなと思う。
『食べに来てよかったなあ~』とじんわりと幸せになる。

この日のお酒は控えめにエビスビールにとどめた。前に来たときはフェアで各地の地ビールが何種類が置いてあり、それらのビールと料理がよく合っていたからとて も印象深かったのだけど、どうやらそのフェアは終了しているようだったのが残念。

デザートを食べ終わった頃、20時からのお客さんたちがすでにウエイテイング。18時からの回も満席だけど、20時からもやはり満席で大盛況。厨房の吉田シエフも絶え間なく中華鍋を振り、肉を切り、他のスタッフの手が空かないときは℡もとっていらした。
そんな状況でもにこやかに見送ってもらい、2時間という制限があったけどそれほどせわしない思いは残らなかった。

01280008 とはいっても、妙齢の婦女子が集まればまだまだ話したりないよねということで、上原名所?ファイアーキングカフェへ。
夜はまだまだこれからなのでありました。

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2005年12月11日 (日)

ジーテン@代々木上原…再見。

11月に引き続き、再訪。
吉田風中国家庭料理「ジーテン」へ。
12月金曜日の夜、しかも予約の℡をしたのは前日だったから満席かなあとダメモトで℡をしてみたら意外に大丈夫。といっても、ほぼ満席状態ですべて予約のお客さんだった模様。

同行の友より先に到着。
席に案内されて待っていると友より℡有り。『場所がわからないよ~』。
そうです。私も実は初回は一瞬迷いそうになりました。
代々木上原の駅ってなんとなく方向感覚が狂ってしまうのは私だけではなかったようで…。ちなみに、新橋駅、神田駅も東西南北が難しくて迷いやすいんですよね。

それはさておき。

エビスビール(中瓶)で乾杯の後まずは051209_1939001 「ピータン豆腐」と前回感動した「鴨の燻製」を。
「ピータン豆腐」は干し海老の旨みがきいたタレ。パンチはあるけど品のの良い味わい。

そう、ここのお料理はすべて味のポイントがはっきりしてるけど、決して押しつけが強くない。“化学調味料を一切使っていない’’のがこの店のウリなんだけれどもこうしてシミジミと味わうと、日頃、なんとはなしに化学調味料の味に慣れているいるんだなあと思ってしまう。

化学系との付き合いはある程度やむを得ないですが、自分の味覚は自分で守らなきゃですねえ。

エビスビールから「志賀高原ペールエール」に移行し、鴨薫をムシャムシャ食べる。骨の周りの肉をワイルドに食いちぎっちゃうのがまた美味しさUPなんだな♪

鴨薫はひと皿のボリュームがあり、わりとお腹が満たされてきつつある。
こうなってくると、ひと皿ひと皿後悔の無いセレクトが求められる。
そして選んだのが季節メニューの「牡蠣と黄ニラの黒酢炒め」。051209_2022001
やっぱりこの時期、牡蠣ものは食べておきたいっ。
牡蠣を黒酢で食べたのは初めてだったけど、黒酢のコクが牡蠣と合います!牡蠣は生っぽすぎず火が通りすぎず絶妙。
前回も書いたけど、吉田シエフの火の通し方って微妙具合がすごいと思います。
お酒も順調に進み、またまた甕出し紹興酒(ロック)もクイクイと。

はふはふと牡蠣を頂いた後は「おこげ」です。
パリっと揚がったごはんにテーブルで野菜、海老、豚肉のアンをかける。ジュワーーっと食欲をそそる音。この「おこげ」は人気メニューみたいで、あちこちの席から「ジュワーーっ」と聞こえてくる。

〆はデザート。
「漢方ゼリー」「杏仁豆腐」
漢方ゼリーは黒砂糖味でまとめられていて、漢方のクセはない。いたって食べやすいさっぱり味。クコの実もふんだんに添えられている。杏仁豆腐は滑るように喉をつたう。

またまた大満足でご馳走さまでした。

また来年も食べに来るだろうなあ~と幸せに浸りながら寒空のもと、駅へ。

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2005年11月29日 (火)

一歩が掴む幸福…ジーテン@代々木上原

ずっと気になりつつもなんとなく訪れる機会を逸している場所…代々木上原は私にとってそんな微妙なポジショニング。(私と代々木上原の関係性なんて、誰も聞いちゃいないっ!?)たぶんもう3年以上は足を踏み入れてないかも。自宅最寄駅は新宿から出ている私鉄沿線なのですが、代々木上原の小田急線ではどこをとってもリンクしないし、繁華街(という言い方も古いけど)なら銀座方面に行ってしまうのでわざわざ代々木上原のために小田急線に乗り換えるのはなんとも億劫。デパートだって、小田急より伊勢丹に行っちゃうしー……。

と、いろいろ言い訳がましいことを並べ立てましたが、やっと、やっと、代々木上原の美味しいお店といえば必ず名の上がる、吉田風中国家庭料理「Jeeten(ジーテン)に行って参りました。
新宿から小田急線に乗り込みほんの5分程度。駅からも徒歩3分程度。我が自宅からは50分程度。(誰も聞いちゃいませんね~) 
ほんの少しの勇気が幸せを与えてくれた…この日はそんな風に思っちゃうくらい美味しかったのです。ちなみに「ほんの少し勇気」は面倒くさがらずに新宿から小田急線に乗り換えたことです。

お店は座席数も少ないとか、「カフェ」のような~とか事前情報は得ていたのですが、ほんとにカウンター中心の小さめサイズ(テーブル席も若干有り)。ゆったりと2人の世界を楽しみたい、とか、人に聞かれては困る話をしたい、という方々は避けたほうがよいでしょう。ほんとうに美味しいものを美味しいね、と食の楽しみを分かち合える関係同士で行くのがお薦めかなあ。

前置きばかりになりそうなので、本題に。
コース料理もあるようですが、この日はアラカルトで注文を。
カウンターから見通せる厨房では吉田シエフ自ら腕を奮っています。

051124_1940001 051124_1949001 まずは冷たいお料理2品。蒟蒻とハムを和えたもの、と蕪とプチトマトを和えたもの…料理名失念なのでこんな素っ気ない言い方ですが、中華料理特有の旨み調味料の味ではなく、素材の味を強調させるために調味をしました~というかんじの控えめでありつつも印象深い料理。噂に違わない美味しさに次皿への期待感つのります。


051124_2015001 051124_2014002 お酒はえびすビールで軽く喉を潤してから、
「志賀高原ペールエール」(左)
「風の谷ビール ダークラガー」(右)

へと進みます。

これらのビールが後の料理と見事やってくれました!!

051124_2000001海老わんたん

海老をツルリとした皮で包み、酢の利いたタレをかけたもの。生姜もたっぷり添えて。海老は原型で入っているのですが、口に含んだときのジューシーさは小龍包のごとし。

051124_2046001海老と新銀杏の塩炒め

銀杏、大好きです。今年食べた銀杏料理のなかで最高かな。(銀杏料理?)
海老、銀杏、野菜、すべて火の通し具合が違って、それぞれがベストな食感。今思い出しても垂涎でございます。

051124_2011001
●鴨肉の燻製

骨付きの鴨肉にさりげないくらいの燻製香。でも味はしっかり。添えられた香菜と共に。
これは、もうー、こんなに美味しいくっていいんですかあ~?というくらい美味!!!!

お食事をする際の大切な要素は傍らになにを置くか?なのですけど、(私の場合は大抵はお酒ですけど)料理とお酒がバッチリとマリアージュしたときの幸せっていったら、他にあまりないくらい大きい。この日はちょうどそんな具合。
「志賀高原ペールエール」は私好みの柑橘系(←誰も知っちゃあいない…)。にもかかわらずコクもあるので、海老系も鴨燻もがっちり受け止めてくれました。
お連れ様の「風の谷ビール ダークラガー」も鴨燻と好相性。
たぶん、これが普通の生ビールだったら(普通の生ビールもおいしいけど)、こんなに今日の料理に感動しなかったかなあ、という程に料理に対するお酒の重要性をシミジミと感じ入ったりして。 
051124_2055001 途中から甕出し紹興酒も加わり、鴨燻が進む進む!


後ろの席の人達が食べていた「おこげ」やデザートもとても美味しそうだったのですが、満腹になってしまい無念のギブアップ。
次のお楽しみにしておきましょう。

ブログを書きはじめるようになってから、周囲の友人達が「ブログネタにしたら?」と気を遣って(?)誘ってくれるので、ありがたいことに外ゴハンの機会がずいぶん増えました。(一応食関係者なので、仕事も兼ねてるつもりですが)
その時の状況次第で「まだ行ったことない店」や「話題の店」に行ったり、「何回も通ってるお店」に行ったりするのですが、目下の悩みはただ1つ。
時間が足りない!財布の中身だって足りない!?ということかなあ。

代々木上原にこの夜、「何回も通いたくなるお店」ができちゃったものだから、また悩みがひとつ増えました。でも、こういう悩みって嬉しいですけどねー。

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◆ジーテン 
東京都渋谷区西原3-2-3 ℡03-3469-9333
営業時間 (ランチ)12:00~14:00 (夜)18:00~22:00
小田急線又は千代田線代々木上原駅下車。 
火曜定休、日祝、第2水曜日は夜のみ。
料理はひと皿1000円~1500円が中心。

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